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コラム
2023.06.16
2023.06.16

今話題の100年フード!吉備中央町の郷土料理「くさぎ菜のかけめし」とは!?

「100年フード」って耳にしたことがありますか?なんでも、文化庁が、日本の多様な食文化を継承・振興していくために、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と認定したものだとか。今回は、そんな100年フードに認定された、吉備中央町の「くさぎ菜のかけめし」を食べてきました!

今回やってきたのは、吉備中央町にある道の駅「かもがわ円城」。標高300~400mの円城台地で生産されたピオーネや桃などのフルーツに加え、地元産の新鮮な野菜や特産品が並んでおり、県内外から多くのお客さんが来るとのこと。ちなみに筆者が訪れたのも平日でしたが、県外ナンバーの車も多数見られ、賑わっていました!
その道の駅の中にある食堂にて、お目当ての「くさぎ菜のかけめし」を発見!食堂は、うどんを中心に多数のメニューが展開されていました。もちろん筆者は迷うことなく「くさぎ菜のかけめし」を注文。どんな見た目なのか、初めて食べるくさぎ菜はどんな味なのか・・・ワクワクしながら出来上がるのを待ちます。

そしていよいよ「くさぎ菜のかけめし」が目の前に!ご飯の上に、細かく刻まれたくさぎ菜、鶏肉、ごぼう、にんじん、卵がのっていて彩りも鮮やか◎食欲をそそります。

一緒に運ばれてきた、出汁をかけていざ実食!!といきたいところですが、まずはくさぎ菜のみ食べてみます。食感は、細かく刻んであるためそこまで無いものの、程よい苦みが口いっぱいに広がりました。
 その後、出汁をかけて、他の具材と混ぜながら食べてみると、ごぼうのしゃきしゃきとした食感、卵とにんじんの甘み、鶏肉のうまみやくさぎ菜の風味が、やさしい出汁に包まれて、あっという間に完食。全体的にあっさりとした味わいで、素材の味をしっかりと感じられる逸品でした!

そもそもくさぎ菜というのは、山菜の一つで、クサギの若芽を採って乾燥させたもの。近くを歩いていてもクサギがあることが分かるほど、とてもにおいが強いのだとか。
また、「くさぎ菜のかけめし」は、以前はハレの日のご馳走として食べられてきた料理ですが、食べるまでに葉の乾燥やあく抜きなどをする必要があり、最近は、手間がかかることから、食べられる機会が減っていたそう。家庭で食べることが難しくても、お店に足を運んで、おいしく味わい、周りの人に伝えていくことで、地域の伝統の味を継承していくことができそうですね!

今回は吉備中央町の100年フード「くさぎ菜のかけめし」をご紹介しました!吉備中央町内では、「道の駅 かもがわ円城 ふれあいの館(吉備中央町上田西2325-1)」と、「郷土料理まきば(吉備中央町吉川4860-6 きびプラザ内)」で食べることができます。ぜひぜひ、吉備中央町で伝統の味を楽しんでみてはいかがですか!お店については吉備中央町観光協会HP(https://kibichuo-kanko.jp/)をご確認ください!

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